1953-02-19 第15回国会 参議院 厚生委員会 第19号
以上のほか、各府県から厚生行政に関する要望がございましたが、ここにとりまとめて申上げますと、奈良県におきましては、遺族国庫債券担保貸付資金割当額の増額、児童厚生施設の設置及び青少年保護育成対策費に要する国庫補助、元軍人恩給復活に伴う職員の配置予算、国立公園に対する補助、入院患者に対する加配米の増加、公的医療機関の整備に対する起債認証額及び国庫補助額の増額、上水道補助金及び起債認証額の増額、改良便所の
以上のほか、各府県から厚生行政に関する要望がございましたが、ここにとりまとめて申上げますと、奈良県におきましては、遺族国庫債券担保貸付資金割当額の増額、児童厚生施設の設置及び青少年保護育成対策費に要する国庫補助、元軍人恩給復活に伴う職員の配置予算、国立公園に対する補助、入院患者に対する加配米の増加、公的医療機関の整備に対する起債認証額及び国庫補助額の増額、上水道補助金及び起債認証額の増額、改良便所の
しからば何ゆえに財政の窮乏がここに至つたかということを顧みますれば、一方におきましては法令の新設改正に伴う経費の増加、たとえば社会福祉主事の設置、生活保護法の改正、食品衛生法等による衛生監督、営業規正、結核予防法の改正、人事委員会の設置または公共事業費の市費負担額に対する起債認証額の抑制、あるいは数次にわたる警察消防職員を含めた給與の改訂、物価の騰貴、その他いろいろ財政需要額の累増にもかかわりませず
本請願の要旨は、地方公共團体の財政窮乏により、その事業資金は國庫補助を起債によりまかなつている現状であるが、これが消化は預金部貸出資金のほかははなはだ困難であるから、起債認証額については迅速確実に現金化しうるよう、すみやかに対策を講ぜられたいというのであります。